梅雨前に草刈りしたというのに・・・
田舎暮らしというのは雑草との戦いですが、現実はずっと負けっぱなしです。
今までワタシの生活に草刈りの時間というものは特に設けておりませんでしたので、本当に時間があるときに一気にやる感じでした。
しかもボウボウに伸びて枯れた後に草焼きバーナーとか、上の写真くらいの時に除草剤をまくとか・・
切った次の日から草は伸び始めるので、一年を通じて庭がきれいな状態はあまり多くないです。
やっぱり見栄えも悪いし、なんとなく運気も悪くなるような気もするので、一念発起して本気で庭をきれいにしようと決意しました。我が人生に「除草」を組み込むわけです。
とにかく、「生えてから焼く」「生えてから撒く」だと庭に雑草が生えている状態が作り出されるので、「生えたら抜く」を心がけてまいりたいと思います。
実際やってみると、心が落ち着いてきます。禅のような効果もあるかもしれません。
何よりも梅雨明けの柔らかい土に茂った小さな草を抜く音が、音フェチのワタシにはなんとも心地いいです。
↑作ってみました。やる意味やモチベーションもちょっとだけ上がります。
草むしりを始めるにあたり、この庭の惨状を見て
「終わんのかよ!」
と思いましたが、とりあえずひと区間ちょっとだけ取ってみたらなんとなく
「いけるかも?」と感じました。
この「いけるかも?」が結構重要で、草を抜くペースやリズム、そして音の気持ちよさを考慮したモチベーション等をなんとなーくですが算出して判断している気がします。やれると一旦思ってしまえば、どれだけ草が残っていようがもはややれたも同然です。
そういえば、腹が割れた時もそうでした。
20代で夜遊び好きのアル中になってから20余年、その間蓄えた脂肪とは、増えこそはすれ無くすことはもはや不可能と思っていましたが、2013年に痛風を発症して以来、少しだけ意識が変わった結果、6年かかりましたが脂肪は落ちました。その6年間特に努力はありません。あったのは「いつかは落ちるだろう」という根拠のない自信だけです。
自己啓発的に言えば「出来ると思えば出来る!あきらめるな」みたいな感じでしょうか?
ちなみに、以前のエントリーの「我腹割レリ!」というダジャレタイトルはこのブログを始めてすぐあたりから腹が割れたら書こうと思ってました。
しかしながら、出来るかどうかわからない状態で
「僕は出来る!僕は出来る!」なんて念じてみてもうまくはいかないと思います。
根拠のない自信と言いましたが、若干の根拠はいると思います。
腹割りなら「休肝日が多めに出来て自重筋トレの楽しさを知ったからこのままいけば腹は割れる」とか、草むしりなら「このままむしる音を楽しめれば出来る」とか・・
・・ていうかこのドヤり文章、庭の草がまだボーボーの時点で書いてるんですよ!すごくないすか?
出来ると心が判断したものは出来ます。恐らく。