これでいろいろ不具合が出てしまうのでは本末転倒なので、試しに先日整理したバッグの中身だけで作業をしてみることにします。
一番出来てほしい作業は、
1)やきものの写真を撮る
↓
2)商品画像作成
↓
3)ネットショップに登録
作品を作るわけではないので、その場でどんどん商品を登録していきたいんです。
まずは撮影した画像をiPadに読み込み。
この基本中の基本の作業も、以前は読み込みがとんでもなく遅くて大変でした。
今は実用的なスピードになっています。
ちなみに純正のリーダーではRAW+jpgで撮影した場合、RAWのみ、jpgのみ読み込みが出来ません。事務所で商品写真を撮る場合、設定はほぼ同じなので、RAWで細やかな現像をする必要がありません。jpgだけ取り込めるならもっと早く済むのにな、とは思います。
また、ファイル名を変えると読み込みが出来ません。lightroomでパソコンに任意の名前をつけて取り込んだ後、もう一回iPadで作業したいと思っても簡単にはいきません、ていうか標準では実質無理です。そしてもちろん任意の場所に画像を保存することは出来ません。プライベートの写真も仕事の写真も二股の彼女の写真もすべて同じカメラロールに保存されます。Appleは「任意」を許しません。
そして次は現像ですが・・
商品写真なので基本レタッチはありません。色味やコントラスト、画角等をきちんと整えたら完成です。
ただ、商品が大きくて背景が足りなかったり、ちょっとしたごみが付いていることもありますので、その場合はAffinityPhotoに読み込みます。
本当はこのレンダリングをRAWではなくjpgで行いたいんです。それが出来ればものすごく軽くなるのですが・・。今後はjpgだけで撮影することも考えますが、いろいろ現実的ではないので今は重たいまま我慢します。アプリ間の連携は出来るものと出来ないものがありますので、とりあえずlightroomで現像した画像を画像補正アプリに送れるだけでも満足しておきます。
こういう写真はさっさと作るので特に必要ないのですが、一応PSDで保存しておきます。
このデータは重いのでひとまずipad内の「ファイル」に保存しておいて、後でパソコンと接続してデータを移します。これがあきれるほど面倒なのですが、itunesで接続して「ファイル」内のデータを手動でドラッグ&ドロップする権利「だけ」はもらえているようなのでそれを使います。
それと同時にJPGでも書き出します。これが本データです。通常やきもののデータはgoogleドライブで管理しているのですが、Dropboxのほうが若干使い勝手がいいので、一連の作業が終了するまでそちらに仮置きします。
そしてネットショップ「BASE」に登録。このアプリはdropboxから直接データを登録出来ます。パソコンを使っていれば当たり前なのですがiPadやiphoneではまったく当たり前ではありません。自分で使うアプリにこの機能が入っているというのはとてもラッキーなことなのです。iPadで作業するにはそういった些細な幸せに喜びを感じることが大切です。
登録完了。しかしひとまず非公開にしておきます。最終チェックという意味合いもあるのですが、BASEって商品を登録するたびにフォロワーさんに通知が行くようなので、連続で通知が来たらうっとおしいかな、と思い全て登録が終わった時点で一気に公開するようにしています。結果どういう通知になっているかはわかりません。
それから、サイズを直接書き込んだ写真も登録しています。
もともと、商品のサイズを測る際、紙や手書きアプリにメモしていたのですが、商品が多くなるとどれがどの商品かわからなくなっていました。今は標準アプリで画像に直接文字が書き込めるので間違いがなくなりました。思いのほか見やすかったので、最近はこの画像も捨てずに登録するようにしました。
いろいろありますが、なんとか一連の作業を行うことが出来ました。
なぜそこまでしてiPadを使うのかとも思うのですが、
A4にも満たない薄い板ですべての作業が完結出来るのはやっぱりありがたいです。