2018年12月3日月曜日

我、mixiの黒歴史を葬りさる事に成功せり


「digiraico.com」が失効して以来

ログインできなかったmixiに何とかしてログインすることが出来ました。


いろいろ調べていろいろいじったので、どうやったのかはもはや覚えていません・・いや、ホントどうやったんだっけ?

一度「脱グーグル」をしているので、chromeで保存されているパスワードにもありませんでしたが、残っている他のサイトのメアドとパスをいろいろ組み合わせてなんとか入りました。

ワタシは幸い、黒歴史になるようなポエムや愚痴をmixiに投稿する事はありませんでしたので、たとえこのままログイン出来なくても最悪問題はありませんでしたが、ノリで作ったコミュニティなどがちょっとした黒歴史だったので消すことにしました。

通常、コミュニティを消すにはいろいろ気を使わなければならないのですが、躊躇なくバッサリやってしまいました。恐らく苦情はないはずです。



その中の一つが「デジタルメイクアップ」

いわゆるフォトレタッチです。1999年から写真の加工を始めてやっと業務としてやれるようになってきた頃ですが、当時自分がやっていることがレタッチという名前だとは知りませんでした。

勝手に大層な名前を付けて、今の人に「それただのレタッチじゃん!」なんて言われるのがちょっと恥ずかしいので黒歴史認定です。


mixiって元祖黒歴史みたいな扱いですが、まさしく!だと思います。


mixi以前にも、インターネットの世界では、毒舌やポエムなどが横行していましたが、皆さん匿名でテキストサイトを立ち上げたり、日記サイトに書いたりして完全にリアルの世界と切り離していましたので、それが仮に世に出たとしても、それは自分であって自分ではありませんでした。

以前、ワタシがネットで知り合った人とオフ会をすることになり、みんなの行動範囲を考慮し、東京のとある駅を提案したのですが、一人の女性が、

「ここ、私の読者さんが住んでるんでバレたらやばいんだよね~」と言い出したので、別の場所にしたことがあります。

ちなみに、彼女のアクセス数、100~200/日・・

・・バレるわけねえ!!

ただ、それほどインターネットは得体のしれないものだったのです。ネットで発言することがどれだけ危険かを当時は、インターネットを始めるうえでのいろはの「い」としてきちんと認識していました。


今は自分の投稿は自分のものです。匿名の方ももちろんいますが、昔ほど鉄壁ではない、、、というか文章のどこかに本人特定のヒントが隠されていたりもします。だからこそ、人に見せても恥ずかしくないような文章をみなさん書かれていることと思います。

そして、

鉄壁の昔とゆるゆるの今、その過渡期にあったものがmixiでした。


mixiが流行り始めてから、私生活をネットにさらす人が増えていきました。それ以前にそこまで丸出しのネットサービスはありませんでした。

ワタシのmixi IDは44万。すなわち、mixiの利用者が44万人だった時代です。mixi以外の国産SNSはあってないようなものでしたし、だいたい掛け持ちしているので、当時2番手のGREEを合わせてもその中の発言が社会に影響を与えるほどの数には到底なりませんでした。

バーチャルとリアルがSNSによってどんどん近づいてはいたものの、利用者数はたかが知れている、、、そんな状況だからこそ、リアルの人に見せられないようなポエムや私生活が特定できる愚痴などが量産されていったんでしょう。


2018年末、無事mixiの断捨離が出来てほっとしています。

ちなみに、ログイン後確認したアカウント情報は「digiraico」のメアドとドコモのimodeメール。どちらも今は亡きアドレスです。危ないところでした。

ていうか、digiraico系のアカウントまだあったのかよ・・


今、一切の個人情報を登録しないままmixiのIDやパスワードを忘れてしまったため、本人確認が出来ず、ポエムや愚痴がネット上に浮きっぱなしの状態の人が結構いると聞きます。

最近のサイトはそれらの対策は取られていると思いますが、やはり最後は自分ですからね!

気を付けましょう。