これは斜め45度から照らされて三角の影ができているからレンブラントライティングですね。
あれ?じゃあこれはループかな?レンブラントかな??
なんてことやってるからうまくならなかったんだ!!
これらの美しい顔に当たっているライトがどんな種類かなんて情報は正直あまり意味をなさない。・・すいません、無意味は言い過ぎです。
美しいライティングを習う。その時にこれがレンブラントライティングだという事を教わる。創作活動は自由なものですが、何もわからない場合なにか基準となるものを頭の中に置いておく必要があります。その際に45度から照らしたライトというのはとても重要です。
ここが分岐点です。
45度よりも角度が深かったら?浅かったら?そういう試行錯誤を続けることで自分のスキルとの向上と共に「レンブラントライティング」の理解が深まっていきます。
わたしはこの分岐点であっちの方向へ行ってしまいました。もちろんメイクの話ですが。
学校で基礎を教わりさあメイク技術者としてスタート、というところで化粧品成分やら黄金比やら美の追求系に興味がわいてしまいました。何も知識がないまま・・
もちろんど素人ですからそれらを極めるに至らずメイクのスキルも上がらずずいぶん悩みました。
「あゆみたいなメイクがしたーーい!!」と一心不乱にメイク道を極めるべきでした。
いや、わたしの時代、美のアイコンは松嶋菜々子でした。猫も杓子も「松嶋菜々子さんにしてください!!」でした。
これも不幸でしたね。松嶋菜々子さんの魅力はメイクだけでどうにかなるものではなかったですからね。
何事も道を究めるには理論も大切一心不乱な反復練習も大切。ただ学ぶ順番やタイミングは本当に大事だと思います。