2020年8月10日月曜日

泥沼の争いから離れた栃木の片隅で生きていきたい

 

全国どこでもいっしょのショッピングモール

先日、約束の時間よりもずいぶん早めに家を出たのでぐるっと羽生方面に遠回りしてみました。暇つぶしに何か買い物に行くとトイチの借金を強いられるので余計なものは極力見ないようにしてるので裏道探しがてらぶらぶらしています。

すると122号線あたりで工事をしていました。何かしらのショッピングモールが出来るみたいです。看板はまだついていませんが何やら見慣れたカラーリングですね。

ちなみにこの道を10キロほど進むと巨大なショッピングモールが2つ並んでそびえたっています。このモールが出来ても10キロ先のあそこに売っているものとほとんど大差ないのは明らかです。元も子もないことを言ってしまいますが、埼玉のここら辺にこれだけ巨大な買い物場所を賄うだけの人口はいません。

性格の違う商品が売られているなら別ですが、このカラーリングを見る限り日本全国どこにでもある店でしょう(奥はすでにカインズですね)。

大きな資本をぶち込んで近隣の個人店をつぶし、自身もほかの巨大資本と潰しあってゴーストタウン化・・日本全国津々浦々で繰り広げられてきた光景です。

いや、正直ショッピングモールは好きなので誰かがこの喧嘩に勝ってこの地域に君臨してくれれば特に問題は無いんです。一番問題なのは戦いに勝ったところも個人店をつぶしたようにはいかない・・ていうかむしろかろうじて勝って瀕死の場合だってあるわけです。

結果、売れ筋のものしか置いていないのでぶらぶら買い物する楽しみがずいぶん減りましたね。正直この状況に明るい未来を見る経営者はいないと思います。だのになぜ喧嘩をし続けるのか・・?

最近、北陸や九州のほうからそういうチェーン店がブイブイ開店してるんですよ・・あなた方が扱う商品を買う余力は関東にはありませんよ。おんなじ商品腐るほどありますから。

安売りしますか?
広告に巨大資本を突っ込みますか?

屋台骨がゆらぐような経費のかけ方はやめてくださいね。経営破綻されたら本当に迷惑です。ほんとこういう経営者って人と争うの好きですよね。資本ぶち込んでライバルをねじ伏せるのは気持ちいいかもしれませんが巻き込まれる従業員や地域の人間、行政、買い物客はたまったもんじゃないです。

経営のことはわからないワタシが見ても今のショッピングモール戦争は泥沼です。このビジネスモデルの終着点はわかりきっているのになぜ戦うのか・・

簡単に店を作って簡単にケツをまくる経営者に言いたい。良心的でマニアックな個人店を返してくれ!



上の写真を撮ろうと駐車場を探していて見つけました。こじんまりとしていい公園です。
なんかこういうのんびりしたものを探すことに幸せを感じます。

人に勝ちたいとか、人よりも裕福になりたいとかそんな気持ちを少しだけ抑えるだけでずいぶん楽ですね。

・・なんかうさんくさくなってきましたが、「みんなの幸せを!!」的な仰々しい話ではないんです。目の前に店があるなら入りますし必要なものは普通に購入します。ただ経営が立ち行かなくなって潰れたとしても「でしょうね」と他人事として生きていくという事です。

あっちのブログは図らずもそんなコンセプトになってきました。

ワタシは栃木の片隅でひっそりと生きていきます。