2020年2月24日月曜日

SDカードのフォーマットはsonyのカメラで!



ワタシが現在使っているカメラは静止画がα7IIで動画がα6500と、偶然どちらもSONY製になりました。

通常のカメラなら、SDカードのほぼ直下と言っていい「DCIM」というフォルダに動画も静止画も全部記録されますが、ソニーのカメラはファイルの管理の仕方がややこしいです。
静止画は他メーカーと同様DCIMに入っているのですが、動画の場合いろいろ奥まったところに入っています。

しかも、SONYのもともとのファイル形式のAVCHDと4Kに使われる新しい形式XAVCが別のフォルダーになっているので、画像を読み込むソフトを使わずにフォルダをたどって直接パソコンにコピーする際、うっかり取り忘れの恐れが出てきます。





・・そんなわけで、やらかしてしまいました。

写真のほかにちょっと動画も抑えておく程度のものだったのですが、
α6500を忘れてしまったので、写真を撮っているα7でそのまま動画も撮りました。

そして画像だけをコピーしていつもの癖でそのままフォーマット・・・

ワタシはSDカードのフォーマットをα6500でやります。
というのも、パソコンや別のカメラでフォーマットしたカードをαで使用すると次に写真を撮るときにいちいち長いフォーマットが開始されてしまいます。今は静止画も動画もSONYで行うのですべてフォーマットはSONYにしておきたいのです。それが今回あだになったみたいです。



急いでファイル復旧ソフトをダウンロードして実行してみましたが、データは復旧できませんでした。他にやりようはあるとは思いますが、そこまで重要なデータではなかったので心を切り替えて諦めました。


windowsのクイックフォーマットが一瞬で終わるのを考えると、データを何かしらの処理で見えないようにしているだけでデータそのものは消えていないはずです。だからデータ復旧ソフトを使えばその部分がほかのデータで上書きされていない限り簡単に復旧出来ます。

SONY以外のカメラもフォーマットが一瞬で終わります。また、パソコンを使って空っぽにしたSDカードを差しても一枚シャッターを切ったとたんにそのカメラなりのフォルダが作成されます。そのスピードから見るにおそらくクイックフォーマットと同様データ自体は消さずに表から見えないようにしているだけと見受けられます。

しかしながら、SONYのカメラはその際そこそこの時間がかかります。
機械の中身はわかりませんが恐らくほかのカメラよりもしっかりとデータを「消している」のだと思います。


仮にワタシが芸能スクープなどを追うカメラマンだったら、ワタシが使用しているSDカードを入手した場合どんな手を使ってでもデータを掘り起こしたい・・などと思う悪い人は多いと思います。

しかしながら、普通の素人のSDカードの中身に興味を持つ人も少ないでしょうし、仮に物好きな誰かが一度復旧ソフトをかけたとしても何も出てこなければこれ以上頑張ることはないんじゃないかと思います。

最低限面白半分でデータが掘り出されることは避けられます。


今回のようにデータ消失のリスクはありますが、今後もSONYのカメラでフォーマットしていこうと思います。