基本、ガソリンはキリのいい値段で入れます。
以前は満タンにしていたのですが、帳簿につける際、端数が出ると計算しづらいので5000円ピッタリで入れてました。
5000円を入れだしたのは「平成のオイルショック」と言われていたあの時期で、ガソリンの安い栃木でも160円近くになっていました。しかし次第に価格も落ちてきて、5000円だと満タンになるようになりまた端数が出てしまうので、それ以降ずっと3000円を入れていました。
そんな中、先日高いスタンドでやむなく入れる機会があったのでこれは3000円では少なすぎると5000円を入れたのですが、入れるタイミングが早すぎて満タンになってしまいました。あの減った時に着くランプが嫌でいつも少し早めにいれるんですよね・・
あ~あ、と思いましたが、キリ数を入れていたのは帳簿につける際めんどくさいからというだけです。アンチエイジングの観点からしても、「ちょっと面倒なことをする」ことは有効だと思いますので満タンでもいいや、と思いました。
これで思い出したのですが、
ガソリンが高騰した際、本当にお金がつらかったのですが、なんだかんだやっていけました。逆にガソリンが安くなって3000円にしたときに若干生活が楽になった気がしましたが、特にそこから裕福になったわけでもありません。
話が変わりますが、お酒の時もそうでした。
若いころ、毎晩毎晩夜の街にくりだして泥酔しておりましたが、よくお金がもったなあ、と不思議に思うことがあります。今はお酒をあまり飲みませんが、その分のお金が浮いて裕福になっているか?といえば甚だ疑問です。
支出は多ければ多いなり、少ないなら少ないなりの器でやっていけるんでしょうね。
よくお金持ちが言う、「金は使えば使うほど入ってくる」というのも、人間の器を広げるという意味では一理あると思います。
ただ、贅沢って雪だるま式に加速していくので、これ以上はヤバいと思ってはいても歯止めが効かず、自分の器が決壊して転落する人もいるので、自分にあったお金の使い方をする必要がありますね。
ガソリンは入れた分だけ遠い距離を走れます。
それは3000円だろうが満タンだろうが変わりません。
しかし、少額をちまちま入れる人よりも、必要な分をしっかり入れる人では人間の器が変わってきます。
ワタシも端数を恐れず満タンに入れたいと思います。
・・・なんともスケールの小さい話ですみません。