PhotoshopについにほぼほぼフルバージョンのiPad版が出るらしい。
https://japanese.engadget.com/2018/10/15/photoshop-ipad/
・・遅いすね。
リリース予定は2019年
その間にAffinity Photoに慣れていなければいいんですが・・
まあ、4年前のFixMixできちんと本気出していればユーザーが別の選択肢を持つことは無かったんでしょうけど、今はいろいろ出てきちゃいましたね。
スライダーをいじれば人の口角を上げて笑っているように見せられる!・・なんて機能、ゴリゴリのプロが使うわけないじゃないですか!そんなのを「iPadだけで本を作ることができる!」なんてドヤ顔で出されたときは愕然としましたよ!
しかも主要なガジェットサイトを見てもブログを見ても
「プロが使うには難しいと言わざるを得ない」みたいに奥歯にアマルガムが挟まったような物言いばかり
上のリンクでも
「プロにとっては微妙な存在だったことは否定しない」
「確かに中途半端と言われても仕方がない面はあった」
なんて言ってます(使い物にはならない!とは口が裂けても言えなそう)。
ワタシ、、というか画像を作成する通常のユーザーは、プロアマ問わず「フォトショをモバイルデバイスで使いたい」という願いを大なり小なり持っていたと思います。
むしろiPadが発売された2010年の時点でこのデバイスでカジュアルに画像制作出来る時代が来ると確信していたはず。
ワタシはさすがに8年前からとは言いませんが、実際2014年のadobemaxで絶望してから去年Affinityphotoを知るまでずっと、
モバイル端末で画像制作ができるアプリを探していました。
4年間ずっーーーーーーとです。
栃木から埼玉東京なんかに仕事に行くと、事務所に帰れないままどこかで作業をしなければいけないことが多いので、車の座席に座りながら作業ができる端末がどうしても必要だったんです。
サーフェスプロの場合、タブレットモードは縦にしたときにメニューの端が切れてしまい使いずらいので通常モードでやるのですが、その場合結局キーボードのショートカットありきなんで車の中だと窮屈なんです。それ以前にフルのフォトショは重いですし・・
イラストレーターの代わりにPhotoshopでチラシ制作
プレミアの代わりにVegasやDavinciresolve
アフターエフェクツの代わりにFusion、そしてDavinciResolveへ
アドビソフトの代替品が数多く出る中、フォトショップだけは誰も追いつくことは出来ませんでした。
しかしながら、
唯一無二のPhotoshopを守るため、来るべきモバイル時代の製品開発に消極的になっている間に・・
しかもAffinityどころかビューティプラスやスノーの影も見えてくる始末。
諸行無常ですねい。
・・・と、
ここまで書いて言うのもなんですが、
実はPhotoshopFIX&MIXの考え方に個人的には賛同しております。
フルバージョンで何でもできるPhotoshopよりも、レタッチ用のフォトショ、合成用のフォトショとアプリを別にすることで動作を軽くすることが出来ますし、機能が絡み合う事が無いので動作も安定すると思います。後はいちいちjpgを作らないで、psdのプロジェクトファイルをアプリ間でやりとりして必要な作業をしていけばいいのです。もちろんレンダリングする作業も別アプリで。いわば、iPad全体を一つの画像制作専用機(ワークステーション)として使用したいのです。モバイル端末はこれだけ薄く軽くなっているので、
画像制作用のipad、音楽制作用のiPad、ビジネス用のAndroidなど、ノートを変えるようにモバイル端末も替えていけばいいのではないでしょうか?
もちろん、外出先でちょっとした手直しをするくらいならいつもの通り全部入りのiPadでもいいでしょうし。
アップデートの度に繰り広げられるWindows10の不具合の数々を見ても、いろいろな事が出来ていろいろな機器を拡張できるパソコンには限界が来てると思います。
どんなにユーザーがつらい思いをしても「相性」の一言で済まされてしまう今の現状では若者のパソコン離れにも合点がいきます。もういくら高性能だからって、windowsパソコンをワークステーションと呼んでほしくない!
文字を打つ道具も、
絵を描く道具も、
出版業務の道具も、
音楽制作の道具も、
全てパソコンが飲み込んでしまいましたが、
今後はそれらがまたバラバラになってくんだと思います。
そして最終的に、
サーフェススタジオみたいなiPadが画像制作用ワークステーションになってくれるといいな、と思います。
2012年はとっくに過ぎてしまったけど、iBoardが実現するのを待っています!