2018年8月18日土曜日

チープコスメの代名詞

駆け出しのころからいつも不思議に思っていたのが「チープコスメ」という存在。
通常のリップが3~4000円するのに対して、それらはだいたい1000円以下・・

そのチープコスメの代名詞と言えるものが「ちふれ」





以前は文字通り「代名詞」でした。
テレビなんかでも、「ちふれみたいな化粧品で適当に・・」的な事を言っているのを聞いたことがあります。

でも今は、こういった値段の安い化粧品が見直されています。

ちなみに今では「プチプラコスメ」という名前が良く使われていますね。
意味は一緒でしょうが、プチプラには「安いけど使える」的なニュアンスが含まれるみたいです。

それでは、なぜこれらの化粧品が安いかというと、

原材料が安いからというのが第一だと思います。

ただ、安い材料だからと言って悪いかと言えばそうではありません。

例えば、ちふれのリップにも配合されている、一部の方々から「石油系」と呼ばれているパラフィンやマイクロクロスタリンワックスなども、精製の過程でほとんどの不純物が取り除かれ、天然成分よりもむしろ純粋だったりします。天然のワックスには若干の不純物が残るのですが、そこに残った成分の種類によって「アレルゲン」になったり「有効成分」になったりするのです。

それ以外の有効成分も配合すればそのぶん高くなるでしょう。

ちなみにちふれには上記のワックスのほかにミツロウやカルナバロウも配合されてました。恐らく融ける温度にも関係してくると思うので、付け心地は良くなっていると思います。


あとは色味。

高級なメーカは色の動向には敏感でしょうし、そこにかかる経費も商品に上乗せされています。2017年の赤と2018年の赤の違いにお金を出せる人がおしゃれ上級者ということではないでしょうか?

チープコスメの欠点に色数の少なさがありました。とりあえずつけておけばいいという人のために無難な色を黄色系青系をちょっとづつ・・的なものが一般的でしたが、最近は色数増えましたね!




化粧品は法律の範囲内で作られているので、合う合わないがあるにせよ、毒が配合されることはありませんので、何を使っても大丈夫です。


撮影のために切ったり潰したりするつもりで買ったちふれのリップですが、揃えたりライトを照らしたりしながらじっくり見ているうちに、だんだん良さそうに見えてきたので、普通に使ってみようと思います!