これはAIで「Mad makeup artist」というキーワードで生成した画像です。本当は一発目に出てきた画像を使いたかったのですがあまりにもトラウマ画像が出来上がってしまったので 怖くて捨てました。
「汚れつちまった(MAD)メイクアップアーチスト」というタイトルはもちろん中原中也からとっていますが、化粧品の代わりにパソコンを使うようになり、正統派には戻れなくなったわたしの心の表れでもあります。
フォトレタッチとは、実在の人物の写真を撮りそこにデジタルで嘘を重ねていく作業ですが、AIはもはや全てが嘘です。何も信じてはいけません。
ただ、これが近い将来「普通」「通常」「日常」になります。好む好まざるにかかわらず受け入れていかなければならない現実です。
パソコンを触り始めて20年以上が経ちました。その間アプリケーションもわたし自身のスキルも順調に上がっていきましたが、ここにきてそれらをすべて捨てなければならなくなりました。
フィルムカメラがデジタルカメラへ
とか
動画のリニアからノンリニアへ
とか
そんな生易しいものではないです。
しかしながら簡単にAIソフトをいじってみた感想ですが、「人間の魅力を言語化する」「言語を用いて魅力を表現する」という作業は嫌いではないかもしれません。
2023年現在、恐怖の中にちょっとしたワクワク感を持っています。