書いててすごく長くなってしまったので結論から言います。
自分が憧れてなりたい顔の人を見続けたらそういう顔になってきます。可愛い人とは顔のつくりだけではなく表情も含めて魅力があるんだという事を知ってもらいたいです。決め顔だけで判断せず、安直に皮膚表面だけ変えようとしないでください。
そんなわけで長い前置き。
去年のNGT騒動以来、大人数系アイドルのいろいろな生態に興味を持つようになりました。
特にハロプロは詳しくはないものの若いころから見かけているので全く知らないわけではありません。
なっち、辻ちゃん加護ちゃんやゴマキに憧れて入ってきたメンバー、、に憧れて入ってきた・・という感じでタスキが受け継がれているので、我々くらいのおっさんでもさかのぼっていけば理解できるところがいいですね。
「後藤真希さんに影響を受けています!」なんて言う人がいれば似ている部分を探そうとして見るので情報が全くないアイドルを見るよりは興味を持てますからね。
もちろんハロプロは好きなのですが、ワタシ自身はしいて言えば「ハロオタ」ではなく「ハロオタオタ」です。これを書くとまた長くなるのですが、人気と実力が必ずしも比例していない現在のハロプロメンバーをなんとか世に知らしめたいというハロオタの思いに心惹かれます。
もちろんいろんなアイドルファンがそう思っているはずですが、ハロオタの人はその思いが特別強いです。
ハロオタオタのワタシとしては
「ハロプロメンバーをミュージックステーションに出してあげたい」という思いよりも
「ミュージックステーションに出ているハロプロメンバーをハロオタに見せてあげたい」という気持ちが強いですね。
そんな私がよく見るのが、ハロオタがハロプロの魅力を熱く語る系の動画。
今はだれでも世界に情報を発信できる時代ですので、本当に様々な人がハロプロ動画を作っています。
そんな中見つけたのがAV女優の椎名そらさんの動画。
この人は鈴木愛理押しのようで、この動画では愛理さんのことをあれやこれやと語っています。
個人的意見ですが、アイコンを見る限り顔のつくりはどちらかといえば元NMBの山本彩さん系に見受けられます。
しかしながら、動画の中身を見てみると彼女の推しである鈴木愛理さんにとても良く似ているのがわかります。
なぜ似てしまうのかといえば、表情筋の使い方にあります。
椎名そらさんは鈴木愛理さんと同年代らしいですが、十数年前のデビュー当時から年の近いスターをずっと見続けてあこがれ続けてきたので、笑い方話し方がいつの間にかシンクロしてしまったんだと思います。
ミスチルファンのかたがカラオケでミスチルみたいな歌い方になるようなもんでしょうか?喉の筋肉の使い方なんかわからないのに、好きでずっと聞きこんでいるうちに同じ声の出し方になるじゃないですか。
それを技術できちんと狙ってやっているのが、ミラクルひかるさんのいわゆる「憑依する」芸だと思います。
それをみると、よく言われる「オタは推しに似る」みたいなことも結構理にかなっているんでしょうね。
結局「顔の良さ」というのは皮膚表面の良さももちろんあるのですが表情によるところが大きいです。それを作るのは表情筋です。そして筋肉とはトレーニングでいかようにも変えることができます。顔ってどんどん変わるんです。
例えばモーニング娘の 山﨑愛生さんは目を開けるときに主におでこの筋肉を使っています。大きい筋肉を使うとステージ上でよく映えますが、その割には目力があまり強くなりません。
これはレコーディング風景です。人に見せず一人でじっくりと集中するときの顔ですが顔全体ではなく目だけに力がこもっているのが分かると思います。その時にはあまりおでこの筋肉(前頭筋)を使わず目の周りの筋肉(眼輪筋)を使っています。
同じ時期の同じ人間でも筋肉の使い方で顔がこれだけ変わるのです。
愛生さんは様々な筋肉を使って豊かな表情を作っています。ステージを見て山崎愛生推しになるハロオタは多いです。
表情筋を駆使してパフォーマンスをする愛生さんは写真で見る以上に魅力があるんだろうなぁ、と見たことが無いワタシでも想像できます。
アイドルなのでキメ顔は重要ですが、豊かな表情はそれ以上に魅力があります。そしてその魅力は皮膚表面の形だけではなく筋肉の動きによって作られるのです。
愛情深く好きなアイドルを見ているうちにその顔に近づいていくのなら整形するより確実で安全で安上がりです。
・・いや、安上がりかどうかはひとそれぞれですかね?
ワタシは整形否定派ではありません。整形をすることで自分に自信が出て生活にハリが生まれることも事実です。しかしながら整形する前にやるべきことはたくさんあります。