よく「物事が上向く前には、一度どん底に落ちなきゃいけない」なんて言いますよね。
それが、札幌ドームと日本ハムファイターズの話。
今でこそエスコンフィールドは大成功していますけど、そもそも日ハム側は、最初からドームを出ていく気なんてさらさらなかったはずなんです。
「使用料をもう少し下げますよ」とか
「売店で日ハムの商品を売ってもいいですよ」とか
「選手の足腰のために、芝を改善しましょう」とか
このくらいの譲歩さえあれば、日ハムはたぶんドームに残っていたと思うんですよね。
でも、札幌ドーム側は一切それをしませんでした。
一番ショックだったのが、売店のエピソード。
さらに収益もほとんどドーム側に持っていかれて、条件交渉でも一歩も引かない。
日ハムにとって、札幌ドームでの仕打ちはいわば「どん底」でした。
だから、「どん底を経験するのも悪くないな」って札幌ドームの件を見ていてすごく思ったんです。
今もし、「もうどん底だ……」って絶望している人がいたら。