2026年5月9日土曜日

札幌ドームと日ハムに学ぶ「逆転の法則」

 よく「物事が上向く前には、一度どん底に落ちなきゃいけない」なんて言いますよね。 これ、ただの綺麗事だと思ってたんですけど、最近「やっぱりそうなんだな」って確信に変わる出来事があったんです。

それが、札幌ドームと日本ハムファイターズの話。


今でこそエスコンフィールドは大成功していますけど、そもそも日ハム側は、最初からドームを出ていく気なんてさらさらなかったはずなんです。 もし札幌ドーム側が、ちょっとでも歩み寄っていたら……。

「使用料をもう少し下げますよ」とか

「売店で日ハムの商品を売ってもいいですよ」とか

「選手の足腰のために、芝を改善しましょう」とか


このくらいの譲歩さえあれば、日ハムはたぶんドームに残っていたと思うんですよね。


でも、札幌ドーム側は一切それをしませんでした。 誰が見ても不公平な条件を突きつけ続けて、日ハムをどんどん追い詰めていったんです。

一番ショックだったのが、売店のエピソード。 自分の本拠地なのに、売店のホットドッグに使われているハムやソーセージが、日本ハム以外のメーカーのものだったっていうんですよ。 これ、日ハムからしたら相当な屈辱ですよね。もはや正気の沙汰じゃありません。

さらに収益もほとんどドーム側に持っていかれて、条件交渉でも一歩も引かない。 そこまでコテンパンに追い詰められたからこそ、日ハムは「もう動くしかない!」と決断できたわけです。

日ハムにとって、札幌ドームでの仕打ちはいわば「どん底」でした。 でも、もしあの中途半端な居心地の悪さで妥協していたら、今の素晴らしいボールパークは生まれていなかったはず。

だから、「どん底を経験するのも悪くないな」って札幌ドームの件を見ていてすごく思ったんです。

今もし、「もうどん底だ……」って絶望している人がいたら。 それはもしかしたら、今の場所を飛び出して、新しい景色を見るための準備なのかもしれないですね