2020年8月19日水曜日

方向音痴はなぜに方向音痴なのか

方向音痴は右か左かで考える


 ワタシは地図の読めない男です。

方角もわかりません。道を歩いていてコンビニに立ち寄った場合でも出るときにどちらの方向から来たかわからなくなってしまいます。そしてたいてい逆に行きます。

普通の人が無意識に感じている「自分が今どこにいてどこに向かおうとしているのか?」という感覚を常に意識下に置いているので生きるのが結構しんどいです。・・すみません、しんどくないです。それを意識化に置かないから方向が全く分からないといったほうがいいです。

初めての場所を運転するときも、目的地をだいたい把握して大雑把に近づいて最後に詳しい場所を詰めていくという事が出来ないので出発からとても緊張します。仕事の場合は前日にgoogleマップでシミュレーションをしますが、仕事じゃなければやらないので盛大に迷います。

音声案内したらいいじゃん!というご意見ももっともなのですが、

「右斜め方向です」でとんでもないところに連れていかれてしまいます。

それでも栄養に気を使ったり脳トレ筋トレ等をしてなんとか迷わない程度にはなりました。

方向音痴はとにかく自分が東西南北どっちを向いているのかがわかりません。目的地に向かう際も常に右か左かで考えています。

そういえば、子供のころは右と左もわからなかったなぁ・・

右に行く際は小さくボールを投げる真似をして投げた手の方向に、左に行くときは投げた手の逆の方向に進んでました(何言ってるかわかります?)。先日左右を知るのに小さくご飯食べる真似をするという人がいて親近感を覚えました。


そんなわけで、自分の方向音痴をおさらいするために最近迷ったポイントを通ってみました。

まず冒頭の画像の通り板倉東洋大前を示す標識ですが、もちろんこれは簡略化されています。しかし斜め前(ここでは北東たり)に進めば駅があるという情報を得て、この道を行けば板倉東洋大に行けると決めつけてしまいます。実際は一回左折しますが気を付けて案内標識を見ていれば問題ありません。

何故左折をするかというと一度大きく右に振れて車が東に向かうからです。

北だと思ったら東に向かっている

動画を見ていただければわかりますがあれだけ右に振れても北東に向かっているという決めつけが強いので東に向かっている事に気づきません

北東に向かうつもりが東に向かう

右カーブはしても右折はしていないので頭の中ではまっすぐ走っています。

板倉東洋大に向かう丁字路

そして駅へ向かう丁字路に差し掛かりますが、たいてい見落とします。なぜ見落とすかは先にも述べた「まっすぐ行けば駅」という決めつけです。決めつけることで新しい情報が入ってこなくなります。

人の話を聞いていない人の特徴ですね。ワタシもよく先輩や先生に「聞いてる?」と怒られました。生きるのがつらいです・・。

北に向かっているつもりが南

そして更なるカーブで車はついに南を向きます。それでもなお気づきません。この時点ではすでに北に向かっているという考えもないです。完全に自分がどこにいてどこへ向かうのかという考えを放棄した状態です。

加須と板倉の県境


北関東を北に向かっているのに何で埼玉?



運が良ければここで気づきますがここはちょっと有名な3県境があり県境がころころ変わるのでさほど不思議に思いません。

柳生駅に向かう案内標識


ここでようやく電車のマークの標識を発見!文字数がすくなくてちょっと不審に思いますが駅に着いた安堵感が勝ります。


柳生駅舎


そしてここで自分の過ちを確信。


板倉東洋大前駅と柳生駅


実際には全く別の方向へ。ちょっと気を抜くとこうなってしまいます。頑張らないと目的地にたどり着けないのです。これが普通に出来る人はさぞかし生きるのが楽でしょうねぇ。

まあ、昨日今日始まった方向音痴ではないので頑張れるうちは頑張ります。